【walk on コラム vol.40】〜免疫力を高めるために必要なこと〜
【風邪・ウイルス対策に】免疫力を高める5つの生活習慣とは?
こんにちは。宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症予防に取り組む運動施設「walk on」代表、健康運動指導士の平野太一です。
季節の変わり目やストレスが溜まりやすいこの時期、風邪をひきやすくなったり、「なんとなくだるい」と感じることはありませんか?
それは、免疫力の低下が原因かもしれません。
免疫力とは?なぜ生活習慣で左右されるのか
免疫力とは、ウイルス・細菌・アレルゲンなどから体を守る自己防衛システムです。
しかしこの免疫機能は、日々の生活習慣によって大きく左右されます。
免疫力を高めるためには、以下の5つの生活習慣を意識しましょう。
① 腸を整える:免疫細胞の70%は腸にある
実は、免疫細胞の約70%が腸内に集中しています。つまり、腸内環境の改善=免疫力アップに直結します。
💡 腸を整えるポイント:
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発酵食品を積極的に摂取(ヨーグルト・納豆・味噌・キムチ)
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食物繊維を意識して摂取(野菜・果物・豆類)
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水分をしっかりとる(老廃物の排出を促進)
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暴飲暴食を控える(消化負担が免疫を下げる)
 
② 質の良い睡眠をとる:免疫細胞が活性化
睡眠中には「ナチュラルキラー細胞」などの免疫細胞が活性化されます。
逆に、睡眠不足は感染リスクを高めます。
💡 睡眠の質を上げるコツ:
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7〜8時間の睡眠を目指す
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寝る前1時間はスマホを見ない(ブルーライトを避ける)
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寝る前にストレッチや深呼吸を取り入れる
 
③ 適度な運動を習慣に:血流と免疫細胞の循環促進
運動は免疫細胞が体内をスムーズに巡るのを助ける働きがあります。
特に有酸素運動は、免疫力アップに効果的です。
💡 免疫力を高める運動習慣:
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1日30分のウォーキング
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軽いジョギングやストレッチ
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日光を浴びる(ビタミンD生成)
 
④ ストレスを減らす:免疫を下げるホルモン「コルチゾール」の抑制
ストレスが蓄積すると「コルチゾール」が増加し、免疫機能が低下します。
心の健康を保つことは、身体の免疫維持にも不可欠です。
💡 ストレス解消法:
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笑うこと(NK細胞の活性化)
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深呼吸や瞑想の習慣
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趣味の時間を持つ
 
⑤ 免疫力を高める栄養素を意識する
**食事は免疫細胞の材料そのもの。**バランスの取れた栄養摂取が不可欠です。
💡 免疫力を高める栄養素と食品:
| 栄養素 | 働き | 食品例 | 
|---|---|---|
| ビタミンC | 抗酸化作用・免疫細胞の保護 | レモン・キウイ・ブロッコリー | 
| ビタミンD | 免疫細胞の活性化 | 鮭・きのこ類・卵 | 
| 亜鉛 | 免疫細胞の増殖促進 | 牡蠣・ナッツ・牛肉 | 
| タンパク質 | 免疫細胞の材料 | 鶏肉・魚・豆類 | 
【まとめ】免疫力を高めるには「生活習慣の見直し」がカギ!
免疫力アップに必要なのは、「特別な薬やサプリ」ではありません。
腸・睡眠・運動・ストレス・食事という5つの基本的な生活習慣を整えることが最も効果的です。
「最近風邪をひきやすい」「疲れが取れない」と感じたら、まずは今日から1つだけ生活習慣を見直してみましょう。
お身体の不調・痛みなどありましたらお気軽にご質問・ご相談ください
