【walk on コラム vol.38】〜健康診断結果を活かす5つの方法〜
いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、
健康管理教室 walk on 代表、 健康運動指導士 の 平野太一 です。
健康診断を受けられている方は多いと思いますが、受けて終わりにしている方が多い印象です。
問題なければ問題なかったで引き続き気をつければいいかと思いますが、問題だった点に関しては
しっかり改善をしなければなりません。
薬などで治療をすることはできますが、まずは生活習慣など改善することから心がけましょう。
【健康診断の結果活用法】
健康診断を受けた後、その結果をどのように活用するかが、健康管理の次なるステップとして非常に重要です。
ただ結果を確認するだけではなく、適切に活用することで、健康状態の改善や将来のリスクを未然に防ぐことが可能です。
ここでは、健康診断の結果を最大限に活用する方法について考えてみましょう。
1. 結果を理解する
健康診断の結果を受け取ったら、まずは自分の健康状態をしっかりと把握することが大切です。
多くの人は、数値が「基準値内」かどうかに注目しがちですが、より重要なのは、
過去のデータと比較して変化があるかどうかです。例えば、血糖値やコレステロール値が基準内でも、
前年と比べて上昇している場合は、生活習慣を見直す必要があるかもしれません。
過去の結果と比較することで、体調の微細な変化にも気づきやすくなります。
2. 健康診断後のフィードバックを受ける
結果の詳細な説明を医師や専門家から受けることも重要です。自己判断で「問題なし」と思ってしまうことが、
健康リスクを見過ごす原因になりかねません。疑問点や改善の必要がある項目については、遠慮せずに質問し、
今後の対応策を具体的に確認しましょう。特に、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病のリスクが指摘された場合は、
食生活や運動のアドバイスをもらい、それを日常生活に反映させることが肝要です。
3. 生活習慣を見直す
健康診断の結果を活かすためには、生活習慣の見直しが不可欠です。
例えば、体重が増えている場合は食生活の改善や運動習慣の見直しが求められます。
血圧が高い場合は、塩分の摂取量を減らしたり、ストレス管理の方法を取り入れるといった工夫が考えられます。
診断結果を基に、具体的な行動プランを立てて実行に移すことが大切です。
4. 専門家のサポートを受ける
生活習慣の改善は、一人で進めることが難しい場合もあります。
特に、運動や食事の見直しは、健康運動指導士や栄養士といった専門家のサポートを受けることで、
より効果的かつ継続的な改善が期待できます。運動不足が指摘された場合は、
無理のない範囲でできる運動プログラムを立ててもらうことで、長続きしやすくなります。
専門家と一緒に進めることで、より具体的かつ現実的な改善策が見つかるでしょう。
5. 定期的な見直しと次回の健康診断へ向けた準備
健康診断の結果を元に生活を見直した後は、定期的にその改善効果を振り返ることが大切です。
例えば、半年後や1年後に自分の体調がどう変化したかを確認し、
その結果を踏まえてさらに生活習慣を調整することが効果的です。また、次回の健康診断に向けて、
日々の生活習慣を意識的に改善することで、より良い結果が得られるように準備をしておくことも重要です。
6. 健康診断の結果を共有し、家族全体の健康管理に
健康診断の結果は、個人だけでなく家族の健康管理にも役立ちます。
特に、生活習慣が似通った家族間では、同じリスクを抱えている可能性が高いです。
自分の健康診断の結果を家族と共有することで、全員で生活習慣を見直す機会にもなります。
家族全体で健康管理を意識することで、長期的な健康維持が可能になります。
【結論】
健康診断の結果を有効に活用することは、将来の健康リスクを減らすための鍵です。
結果を理解し、専門家のサポートを受けながら生活習慣を改善することで、
より健康的な日常を送り続けることができます。定期的な振り返りと家族全体での取り組みを通じて、
長期的な健康維持を目指しましょう。
お身体の不調・痛みなどありましたらお気軽にご質問・ご相談ください