いつもご観覧ありがとうございます。

宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室 walk on 代表、 健康運動指導士 の 平野太一 です。

今回は『動体視力と運転の関係性』について

【動体視力とは】

動いている物体を目で追いかけて、その形状や位置を正確に認識する視力のことです。

例えば、スポーツで高速で動くボールをキャッチする際や、車を運転しているときに歩行者や他の車両を確認する際に、 動体視力が重要な役割を果たします。 動体視力は年齢とともに低下することが多く、 特に40代以降に衰えやすいと言われています。 しかし、トレーニングによってある程度改善することが可能です。

【交通事故と動体視力】

交通事故と動体視力には密接な関係があります。 運転中、ドライバーが周囲の動きを正確に把握できないと、

危険な状況に適切に反応できず、事故を引き起こすリスクが高まります。 動体視力が低下すると、例えば次のような状況で事故が発生しやすくなります。

1. 歩行者や自転車との衝突

  歩行者や自転車は比較的小さくて動きも予測しにくいため、

動体視力が悪いと気づくのが遅れ、適切な回避行動ができないことがあります。

2. 前方車両の急ブレーキに対応できない

  前を走る車が突然スピードを落としたり停止した場合、

動体視力が優れていないとその変化にすぐ気づけず、追突事故を引き起こす可能性があります。

3. 交差点での見落とし

  動体視力が低下していると、交差点で左右から接近する車両や歩行者の速度や距離を正確に判断できず、

衝突のリスクが高まります。

4.夜間の運転

  夜間や悪天候時には視界が悪くなりやすく、動体視力が重要になります。

視力が衰えていると、暗がりでの物体の動きを捉えにくく、注意不足に繋がりやすいです。

【動体視力と事故防止】

視力トレーニング:動体視力を維持するためには、視覚のトレーニングが有効です。

例えば、スポーツ(卓球、テニスなど)や視力改善エクササイズが効果的です。

定期的な視力検査

加齢や健康状態により視力は変化するため、定期的に視力検査を受けることが推奨されます。

適切な休息

疲労は視力低下を引き起こしやすく、特に長時間運転する際には適切な休憩を取ることが重要です。 動体視力を維持し、注意力を高めることで、交通事故のリスクを大きく軽減することができます。

【まとめ】

運転をするにあたって動体視力のトレーニングは必要不可欠になってきます。日頃から物を目で追う練習と瞬時に判断する練習をしておくと運転に役立つはずです。

 

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宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室 walk on 代表、 健康運動指導士 の 平野太一 です。

今回は癌と運動の関係性についてお伝えします。

【日本人が生涯にがんになる確率】

非常に高いです。具体的には、男性の約65%、女性の約50%が生涯で何らかのがんにかかると言われています。

これらの数字は国立がん研究センターなどのデータに基づいており、 年齢が上がるにつれてがんにかかるリスクが高まる傾向があります。 がんの罹患率は生活習慣、遺伝、環境要因などに大きく影響されますが、早期発見と予防に努めることで リスクを軽減することが可能です。

健康管理教室walk onでは生活習慣のサポートができるので、下記がんと運動の関係性について記載しました。

【がんと運動の関係性】

多くの研究が行われており、運動ががんの予防、治療、そして再発防止に

役立つ可能性があることが示されています。

1. がん予防における運動の役割

肥満の予防 運動は体重管理に役立ち、肥満は多くの種類のがん、特に乳がん、大腸がん、子宮内膜がん、腎臓がんなどの

リスクを高めることが知られています。 ホルモンの調整 運動は体内のエストロゲンやインスリンなどのホルモンレベルを調整し、 ホルモン依存性のがん(例:乳がんや子宮がん)のリスクを低減する可能性があります。 炎症の抑制 慢性炎症はがんの発生に関連しており、定期的な運動は体内の炎症マーカーを低減させ、 がんリスクを下げる可能性があります。

2. がん治療中の運動の効果

副作用の軽減 化学療法や放射線療法の副作用、例えば疲労や倦怠感を軽減するために

運動が役立つことが示されています。 筋力と体力の維持 運動は筋力や体力を維持するのに役立ち、がん患者が治療中や治療後の 生活の質を維持するのに貢献します。

3. がん再発防止における運動

免疫機能の強化 運動は免疫システムを強化し、がん細胞の再発を防ぐのに役立つ可能性があります。 メンタルヘルスの向上 運動はストレスを軽減し、精神的な健康を保つために重要であり、これが間接的に

がん再発リスクを低減させる 要因になると考えられています。 がんの種類や個々の健康状態によって適切な運動の内容や強度は異なるため、医師や専門家と相談しながら 運動プログラムを構築することが重要です。

【まとめ】

運動をしたからがんにならないわけではありません。ただがんになるリスクを下げることができます。早いうちからコツコツ予防をすることが大切です。

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室 walk on 代表、 健康運動指導士 の 平野太一 です。

今回は脊柱管狭窄症についてお伝えします。 あまり聞きなれない方も多いと思いますが、意外と脊柱管狭窄症の方は多いです。

【脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは】

脊柱管(背骨の中を通る神経の通り道)が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みやしびれなどの症状を引き起こす疾患です。

特徴と症状

症状 腰や首の痛み、脚のしびれや痛み、歩行時に脚が疲れやすくなる、歩行距離が短くなる(間欠性跛行)、足の力が入りにくくなるなどの症状が典型的です。症状は歩行や立位で悪化し、座ったり前屈したりすると軽減されることが多いです。 部位 主に腰椎(腰の部分)や頸椎(首の部分)で発生しますが、胸椎(胸の部分)でも起こることがあります。 原因 加齢に伴い、椎間板(脊椎の間にあるクッションの役割を果たす部分)の変性、骨棘(骨の突起)の形成、靭帯の肥厚などが進行し、脊柱管が狭くなります。 椎間板ヘルニアや脊椎の外傷、腫瘍なども原因となることがあります。

【運動で改善できる?】

脊柱管狭窄症の症状を運動で改善することは可能ですが、完治を目指すよりも、症状の緩和や進行を遅らせることが目的となる場合が多いです。運動療法は、神経の圧迫を和らげ、筋力を強化し、姿勢を改善することに役立ちます。

脊柱管狭窄症に有効な運動

1. ストレッチ ・腿の後ろのストレッチ 座位で片足を伸ばし、もう片方の足を曲げて体に引き寄せます。伸ばした足のつま先に向かって体を前屈させ、太ももの裏を伸ばします。これにより、腰の負担を軽減できます。

・腰部の前屈ストレッチ 仰向けに寝て、膝を曲げて胸に引き寄せる動作を繰り返す。これにより、脊柱管の圧迫が軽減されることがあります。 2. 筋力トレーニング ・腹筋と背筋の強化 腹筋や背筋を強化することで、腰椎を安定させ、脊柱管への負荷を減らします。 ・股関節周りの筋力強化 3.姿勢改善運動 背中を丸めるキャットポーズと、背中を反らすカウポーズを交互に行います。これにより、背骨の柔軟性が向上し、神経の圧迫を軽減する助けになります。

運動を行う際の注意点

痛みを避ける 運動中に痛みが出た場合は、無理をせずに中止することが重要です。症状を悪化させる可能性があるため、無理に続けないようにしましょう。 適切な運動と生活習慣の改善により、脊柱管狭窄症の症状をコントロールし、生活の質を向上させることが可能です。

【まとめ】

脊柱管狭窄症は主に高齢の方に多い疾患で、早期の診断と適切な治療が重要です。症状が軽い段階での対応や、筋力トレーニングなどの予防策も有効です。

何事も早めに対策をしましょう!

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室 walk on 代表、 健康運動指導士 の 平野太一 です。 今回は熱中症についてお伝えします。 昨年も熱中症について記載しましたが、今年も記載する理由は「この暑さはとても危険な状況」だからです。再確認をして頂きたく、記載しました。 私の周り(30代運動部出身)でも熱中症で倒れたり、具合を悪くする方が増えてきました。異常な暑さが続いています。少し前の感覚で夏を過ごすと身体を壊してしまいます。 前々回のコラムで水分補給についてお話しました。このコラムを読んでくださったお客様は積極的に水分補給をしてくださるようになりました。しかし、誤った方法で水分補給をしている方もいらっしゃいました。今回は違う角度から改めて記載するので、熱中症や脱水症状の予防に役立ててください。

【熱中症とは】

体温が異常に上昇し、体の温度調節機能が働かなくなる状態です。特に高温多湿の環境下で長時間活動すると起こりやすいです。熱中症には以下の段階と症状があります。

熱中症の段階と症状

熱疲労

  - 多量の発汗 - めまい - 疲労感 - 頭痛 - 吐き気や嘔吐 - ふらつき - 筋肉のけいれん 「足がだるい」「身体が重い」と感じる時は、疲れが溜まっているのではなく、熱中症の初期段階の可能性が高いです。この段階で休憩や適切な水分補給を行えば回復しやすいです。

熱痙攣(熱性けいれん)

汗を大量にかくことで体内の塩分が不足し、筋肉の痙攣が起こります。痙攣が数秒から数分間続くことがあります。 熱痙攣が起こったら、経口補水液を飲んで医療機関を受診することが安全です。「寝れば治るだろう」という考えは危険で、悪化する可能性が高いです。

熱失神

血圧の低下による失神で、短時間の意識喪失や立ち上がる際のめまいやふらつきが見られます。 直ちに医療機関を受診してください。非常に危険な状態です。少しでも意識が遠のく感じがあれば既に危険な状態です。

熱射病(重度の熱中症)

高熱(40℃以上)、意識障害(朦朧とする、意識を失う)、皮膚が乾燥して熱い、呼吸が速くなる、心拍数の増加、臓器障害のリスクが高まります。 この段階まで進行すると非常に危険です。予防を怠ると死に至る可能性もあります。

【熱中症の予防】

・適切な水分補給

スポーツドリンクや経口補水液を利用して、水分と塩分を補給しましょう。外出時には水だけでなく、塩分や糖分のバランスが良い飲料を少量でも補給してください。コーヒーや緑茶にはカフェインが含まれていますが、水分補給にはなりませんので、プラスで水分を補給してください。トイレを心配される方は経口補水液のゼリータイプをお勧めします。また、一気に飲むとトイレが近くなるため、少量をこまめに補給しましょう。

・涼しい場所での休憩

高温多湿の環境から離れ、涼しい場所で休息を取ることが重要です。日中の外出は避け、外出時には日傘や冷却グッズを使用してください。

適切な衣服の選択

通気性の良い、軽い衣服を着用しましょう。

活動の調整

暑い時間帯の激しい運動は避け、早朝や日没後などの涼しい時間帯に活動しましょう。

【まとめ】

体力に自信がある、暑さに慣れている、ちょっとくらいなら大丈夫だろうという感覚は非常に危険です。この考えを改めることが必要です。新型コロナウイルスが流行し始めた際に皆が警戒したように、熱中症も同等以上に警戒すべきです。それほど危険な状況であることを頭に入れておいてください。

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、 健康管理教室walk on 代表、 健康運動指導士 の 平野太一 です。

今回は 変形性関節症 について記載します。 膝や股関節などが痛くて整形外科に行くと、「変形性関節症ですね」と診断される方が多いです。病院では「治らない」と言われ、痛み止めを処方されるだけというケースもあります。 確かに完全に治すことは難しいかもしれません。しかし、変形して痛みが出る理由があるはずです。多くの人が「年のせいですね」と片付けられますが、私はそれだけではないと思います。 なぜ変形してしまったのか。その原因を追求することで、痛みを最小限に抑えることができるのではないでしょうか。

変形性関節症は、関節の軟骨が摩耗し、炎症や痛みを引き起こす慢性の関節疾患です。主なリスク要因には過度の使用、怪我、肥満、遺伝などがあります。

1. 関節の過度使用

  身体の動かし方や普段の姿勢、歩き方が関節の軟骨摩耗を招きます。例えば、膝の変形がある方は、隣接する股関節や足関節を上手く使えていない可能性があります。その結果、膝に過度なストレスがかかり、変形や痛みが生じるリスクが高まります。この場合、全体の関節を適切に使えるようにすることで、負担が減り、痛みが軽減する可能性があります。

2. 体重過多

  体重が増えると関節への負担が増し、特に膝や腰などに影響を及ぼします。減量すれば膝にかかる負荷が減り、痛みが和らぐはずです。

3. 遺伝的要因

  家族に変形性関節症の患者がいる場合、遺伝的にリスクが高まることがあります。しかし、遺伝だからと諦めないでください。

4. 性別

  女性は男性に比べて変形性関節症になるリスクが高いとされています。これは筋肉量の関係によるものです。基礎筋肉量があれば、変形しにくくなります。

5. その他の疾患

  関節リウマチやその他の関節疾患がある場合、変形性関節症のリスクが高まります。

【まとめ】

まずは変形性関節症にならないように全身の関節を動かし、可動域を維持しましょう。また、筋肉に適度な負荷を与え、基礎筋肉量を維持することが理想的です。変形性関節症になった場合でも、諦めずに身体の使い方を改善し、関節や筋肉に負担をかけないよう心がけましょう。

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室walk on代表
健康運動指導士 の 平野太一です。 今回は水分補給について記載をしていきます。 まだ6月ですが35°を超える地域もあり、とても暑いですね。。夏を乗り越えられるか不安です、、 暑い夏を乗り越えるにはしっかり水分補給をしなければなりません。 ちなみに前もって言っておくとアルコールは水分補給にはなりません、、、笑 むしろアルコールを飲んだ後はちゃんと水分を補給しなければ脱水症状になってしまいます。

水分補給は健康維持において非常に重要です。 以下は

水分補給に関する基本的なポイント

1. 適切な量を飲む

一般的には1日に約2リットル(8杯程度)の水を飲むことが推奨されていますが、体重、気候、活動量によって必要な量は変わります。

2.バランスを考える

水だけでなく、電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど)の補給も重要です。スポーツドリンクや塩分を含む食品が役立つことがあります。

3.飲み物の選択

水は最適な水分補給源ですが、フルーツジュースやスープ、ハーブティーなども水分摂取に貢献します。カフェインやアルコールは利尿作用があり、水分を失いやすくするため注意が必要です。

4.定期的に飲む

喉が渇いたと感じる前に、こまめに水を飲むことが推奨されます。特に高温多湿の環境や病気の時には注意が必要です。

また、今年の夏は是非ともご自宅に常備しておいてほしいものがあります

それは

【経口補水液(OS1)】

です。

脱水状態を改善するために設計された飲料です。 主に電解質(ナトリウム、カリウムなど)と糖分を適切なバランスで含んでおり、体内での水分吸収を促進します。 経口補水液は迅速かつ効率的な水分補給を助けるため、特に脱水症状が疑われる場合には有効な対策です。 下痢、嘔吐、発熱などで脱水症状が疑われる場合にも使用されます。 私の自宅には箱でストックしてあります。 少しでも外に出る時は持ち歩いています。 皆様も是非、ご自宅に何本か置いておいてください。

【まとめ】

水分補給はとても大切です。特に今年の夏は水分補給を正しく行わないと最悪なことが起きてしまうかもしれません。 だいたい夏にだるい、身体が重いなどは脱水症状の可能性があります。 皆様、今年の夏も水分補給をして元気に乗り越えましょう!

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室walk on代表
健康運動指導士 の 平野太一です。 今回は肩関節について記載をしていきます。 今回記載したコラムは肩こりとはちょっと違く、どちらかというと四十肩などでお悩みの方向けです。 肩こりのコラムは初期の方に記載があるのでご興味がございましたらご覧ください。 肩の関節は人体で最も可動域が広い関節の一つであり、その構造は非常に複雑です。 肩関節は複雑な構造によって広い可動域と柔軟性を持っていますが、それゆえに脱臼や腱の損傷などの怪我も発生しやすい部位です。 肩の痛みにはさまざまな原因があります。以下は一般的な肩の痛みの原因と対処法です。

【一般的な肩の痛みの特徴】

1. 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)

症状:肩の痛み、肩の動きの制限、特に夜間の痛み。 デスクワークの方や運動不足、姿勢が悪い方がよくなってしまう傾向にあります。

2. 腱板損傷

症状:肩の弱さ、動作時の痛み、特に腕を上げるときの痛み。 肩に過度な負荷がかからなければ基本的にはならないはずです。

3. 肩のインピンジメント症候群

症状:肩を上げる時の痛み、夜間の痛み。 野球やテニスなどのスポーツや筋トレで過度な負荷をかけてしまう方に多く見られます。

4.肩関節炎

症状:肩の痛み、腫れ、硬直。 何かの拍子に方に負担がかかり炎症が起こってしまいます。地味に長引き、痛みが引きにくい印象です。 この場合は安静にするのが1番です。

【肩が痛くなったときの対処法】

1. 休息

痛みを引き起こす活動を避け、肩を休ませる。 手を上げる動作や首をすくめる動きは避けて、できるだけ力を抜いた状態で安静にさせる。

2. ストレッチと運動

柔軟性を保つために軽いストレッチを行う。痛みや違和感がない程度に。また正しい動かし方で行う必要がある。 胸や肩甲骨周りの筋肉を重点的に行うと良いでしょう。

3. 姿勢改善

姿勢を良くし、肩にかかる負担を減らす。猫背のような姿勢だと肩甲骨が固まってしまい方へ負担がかかってしまう。

【下記のような場合は受診を勧めます】

- 肩の動きが著しく制限されている場合。 - 動かさなくても痛みが数週間以上続く場合。 - 肩が腫れている、赤くなっている、または熱を持ってい

肩関節の可動域を増やすためには、ストレッチやエクササイズを定期的に行うことが重要です。

【まとめ】

よっぽどアスリートのように肩に負担をかけているスポーツなどをしていない限り、肩関節を上手く使えて、正しい姿勢である程度柔軟性があれば基本的には肩を痛めることはないと思っています。 まずは正しい動きを習得しましょう!

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室walk on代表
健康運動指導士 の 平野太一です。 今回は膝痛について記載をしていきます。 膝痛で悩んでいる方は多いです。 多くの方は立ち方や座り方、歩き方などが原因で痛めています。 結論から言うと立ち方や座り方、歩き方を改善させれば膝の痛みも軽減する可能性が高いです。 逆にいくら治療や手術をしてもそこが改善されていないと完璧に良くなりません。 膝痛は、膝の関節や周囲の組織に痛みや不快感を引き起こす状態を指します。 一般的な原因には、怪我、炎症、変形性関節症、または過度の負荷などがあります。

1. 怪我や外傷

過去のスポーツ中の捻挫や打撲、転倒などが原因となります。雨の日や寒いと痛みをぶり返す時もあります。

2. 過度の負荷

長時間の立ち仕事や激しい運動によって引き起こされることがあります。 立ち方が悪いと膝に体重がかかり過ぎてしまい、膝にストレスを与えてしまいます。

3. 炎症

関節炎や軟骨の炎症が膝痛を引き起こすことがあります。過度な負荷を与えてしまったり、運動不足が原因で引き起こされるパターンもあります。

4. 変形性関節症

軟骨の劣化や関節の変形が進行すると、膝痛が生じることがあります。 整形外科などでも多いと言われる症状です。ただ変形性膝関節症もレベルがあり、大半の方が軽度で問題ございません。

5. 姿勢の問題

膝に負担をかける不良な姿勢や歩行パターンが原因となることがあります。 これらは一般的な原因ですが、症状や状況によって異なる可能性があります。

膝痛を改善する方法

はいくつかあります。

1. 股関節の柔軟性、可動域を広げる

膝と股関節の関係性は深いです。 膝を痛める方は股関節が上手く動いてない、使えていない方が多いです。 初期段階では椅子に座る時など股関節を折る意識を持つことが重要です。

2. お尻の筋力をつける、柔軟性の獲得

お尻の筋肉が低下すると重心が前に行くので前モモに体重が乗ります。そうすると膝への負担が増えてしまいます。 お尻の筋肉をつけましょう!

3. 前モモ(大腿四頭筋)の筋肉の柔軟性

前モモが硬くなると膝関節の組織に炎症を与えてしまったり、ストレスを与えてしまいます。 痛みのでない範囲で前モモのストレッチを行いましょう。

4. 姿勢改善、歩行改善

変形性膝関節症、x脚o脚は立ち方、歩き方に影響を与えてしまいます。ガニ股で立ったり歩いてしまったり、内股で立ったり歩いてしまったり。そのような歩き方、立ち方で膝の内側や外側にストレスを与えてしまいます。 膝の骨格は変えることは極めて難しいので、普段の歩き方、立ち方を出来るだけまっすぐにすることを心がけましょう。

5. 適切な運動

単純に動かさなさ過ぎて痛みが出ている場合もあります。軽く動かすことから徐々にステップアップをして軽めでいいので定期的に運動をしましょう。

6. 体重管理

過体重の場合、減量することで膝にかかる負担を軽減します。 ただし、痛みの原因や重症度によって最適な治療法は異なるため、上記の内容をやってみて良くなる気配がなければ病院に受診しましょう。

【まとめ】

膝を痛めてしまうと歩きたくない→家から出るのが億劫になる→社会性が無くなる→いろんな機能が低下してしまう など負の連鎖を引き起こしやすくなってしまいます。 痛みのない身体が心身ともに健康でいられる秘訣なので適度な運動を心がけましょう。

   

いつもご観覧ありがとうございます。 宇都宮でフレイル・生活習慣病・認知症の予防に力を入れている運動施設、健康管理教室walk on代表
健康運動指導士 の 平野太一です。 今回は生活習慣病について記載をしていきます。 生活習慣病というワードはよく聞くと思います。 ただどんな状態で、どのようなリスクがあるかまで理解している方は少ないと思います。 生活習慣病は、不健康な生活習慣が原因で発症する病気のことです。 例えば、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあります。重症化してしまうと生活に支障をきたしてしまいます。

生活習慣病気の要因

は下記になります。

1. 不健康な食生活

高カロリーで栄養が偏った食事や、食事の摂取量の過剰などが要因です。 主に脂質(揚げ物や脂身の多い肉など)や糖質(麺、お米、パン)の摂り過ぎによるものが多いです。

2. 運動不足

運動不足は生活習慣病のリスクを高めます。適切な運動を行わないことで、肥満や代謝異常が引き起こされることがあります。

3. 喫煙

タバコに含まれる有害物質が心血管系や呼吸器系に悪影響を及ぼし、生活習慣病を引き起こすリスクを高めます。

4.ストレス

長期間にわたるストレスは、免疫機能の低下やホルモンバランスの崩れを引き起こし、生活習慣病の発症に関連することがあります。

5. 遺伝

遺伝的な要因も生活習慣病の発症に関与することがありますが、遺伝的な素因が不健康な生活習慣と組み合わさることでリスクが高まることがあります。

生活習慣病を予防

するためには、以下のような方法があります。

1. バランスの取れた食事

栄養バランスの良い食事を心がけましょう。野菜や果物、全粒穀物、健康的な脂肪、たんぱく質を適切に摂取することが重要です。 糖質と脂質は摂り過ぎないようにしてください。 ※↑かと言って摂取しないのも良くないです。

2. 適度な運動

日常的に運動を行い、体重を管理しましょう。有酸素運動や筋力トレーニングなど、様々な種類の運動を取り入れることが大切です。 運動については過去の記事にも書いてあります。

3. 喫煙やアルコールの制限

喫煙や過剰なアルコール摂取は生活習慣病のリスクを高めますので、できるだけ控えるか、止めるよう努めましょう。 少しずつ減らせていけるといいですね。

4. ストレス管理

ストレスをうまく管理することも重要です。リラックスする時間を作ったり、ストレス解消法を見つけることで、心身の健康を維持しましょう。

5. 定期健康診断

定期的な健康診断を受けることで、リスクの早期発見や対処が可能になります。

  まとめ

生活習慣病は日常の過ごし方で管理をしていくことが大切です。生活を変えるのは難しいことだとは思いますが、少しずつでいいので良い習慣を身につけていきましょう。

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