いつもご覧いただき、ありがとうございます。 宇都宮の健康管理教室「Walk On」代表であり、健康運動指導士の平野太一です。   坐骨神経痛は、多くの方が悩まれている症状の一つです。お尻や足の痺れが特徴的で、 しばしば足の問題と誤解されがちですが、 実際には坐骨神経に影響が及んでいることが原因です。 坐骨神経は、腰部から下肢に至る重要な神経であり、 脊髄から分かれた神経根が合流して形成されます。

この神経がストレスを受けることで、以下のような症状が現れます。

  1. 腰や臀部から下肢にかけての痛みやしびれ
  2. 下肢の痛みやしびれが坐骨神経の走行に沿って広がる
  3. 腰や臀部から下肢にかけての痛みやしびれが座位や歩行時に悪化する
  4. 下肢の筋力低下やしびれによる感覚の鈍化
  5. 足の指のしびれや感覚の変化
  6. 腰や臀部の痛みや不快感が夜間や特定の姿勢で悪化する
これらの症状が他の疾患によるものかどうかを正確に判断するには、医師の診断が必要です。私は医師ではありませんので、症状がある場合は直ちに専門家に相談するようお勧めします。

以下は、坐骨神経痛を改善するためのいくつかのアプローチです:

  1. 姿勢の正しい維持と腹圧の調整 骨盤が後傾して腰が丸まった状態を避け、痛みのない範囲で骨盤を立て、腹圧を調整します。
  2. 長時間同じ姿勢を続けない 運転やデスクワークなどで長時間同じ姿勢を保つことは避け、定期的に休憩を挟んで身体を動かすよう心がけます。
  3. お尻と股関節のストレッチ お尻の筋肉の柔軟性を保つために、ストレッチやマッサージを行います。痛みのない範囲で行い、柔軟性を高めます。
まとめると、坐骨神経痛は様々な要因によって引き起こされますが、正しい姿勢の維持や適切なストレッチ、運動によって改善することができます。健康を維持するために、日常的な運動や生活習慣の見直しが重要です。
ご覧いただきありがとうございます。 健康管理教室walk onの健康運動指導士、平野太一です。今回は、『夏バテの予防・対処法』についてお話しします。 前回の「暑い季節の健康な過ごし方」に続き、季節的な身体の問題に焦点を当てています。暑さへの対策が重要であることから、夏バテにもしっかりと向き合う必要があります。安易な考えではなく、暑さに対して真剣に取り組むことが必要です。

【夏バテとは】

夏バテとは、暑い夏の季節に体調が崩れる状態を指します。主な症状には、だるさ・倦怠感、食欲不振、頭痛、めまい、吐き気、汗のかき方の変化などがあります。これは、暑い環境下での過度の汗のかき方や体温調節の負担、水分や塩分の不足、疲労などが原因とされています。

【夏バテの予防・対処法】

  1. 十分な水分摂取: 暑い日はこまめに水分を摂り、脱水症状を防ぎましょう。水だけでなく、塩分やミネラルを含むスポーツドリンクや梅干しなども有効です。外出時には経口補水液OS1を持ち歩くことが重要です。
  2. 栄養バランスの摂取: バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンやミネラルを含む野菜や果物を積極的に摂りましょう。食欲が低下しても、できる限り栄養素を摂るよう心がけます。
  3. 適切な休息: 疲労を溜めず、十分な睡眠を確保しましょう。昼寝も疲労回復に役立ちます。寝る前には軽いストレッチなどで身体をリラックスさせることも大切です。
  4. 適度な運動: 適度な運動は血液循環を促進し、体温調節を助けます。ただし、暑い時間帯や激しい運動は避け、涼しい場所で行うようにします。軽いストレッチなどでも効果的です。
  5. 温度調節: 屋外の暑さを避け、涼しい場所で過ごすことが大切です。室内ではクーラーや扇風機を利用して温度を調節しましょう。電気代の増加を心配するかもしれませんが、健康のために必要な措置です。
夏バテの症状が続く場合や重度の場合は、医師に相談することをお勧めします。 今年の暑い夏を健康的に乗り切るために、上記の予防法を実践してみてください。安易な考えを捨て、真剣に暑さに備えましょう。
ご覧いただきありがとうございます。 健康管理教室walk onの健康運動指導士、平野太一です。今回のコラムは、『暑い季節の健康な過ごし方』についてお話しします。 2022年の夏は非常に暑かった印象があります。毎年暑さが増しており、それに伴い体への負担も増大しています。したがって、暑さ対策はますます重要になっています。 7月が始まり、暑さがピークを迎える前に、暑さ対策を再確認しましょう。

【暑さによる熱中症、熱射病】

熱中症は、暑い環境での長時間の活動や熱の調節障害などによって引き起こされる健康問題です。体内の熱の蓄積や放出の不均衡により、体温が異常に上昇します。 熱中症の症状には、体温上昇、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、筋肉痙攣、倦怠感などがあります。重度の場合、意識障害やけいれん、循環不全なども発生します。熱中症は放置すると重篤な健康被害を引き起こす可能性があるため、早期の対処が不可欠です。 熱中症を甘く見てはいけません。ある有名な方が言われたように、「熱中症は重度になると後戻りしません。ゆで卵をいくら冷やしても生卵に戻らないように、熱中症も脳に障害を残します。」身体が強い、体力があるから大丈夫といった考えは危険です。

【暑さ対策】

健康な夏を過ごすためには、以下のポイントに留意することが重要です。

水分補給:

暑い日には特に水分補給が重要です。こまめに水分を摂り、脱水症状を予防しましょう。経口補水液OS1は効果的ですが、常備しておくことをおすすめします。 適切な食事: 栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。新鮮な野菜や果物を中心に摂取し、体温上昇を抑えるために軽食や冷たい食べ物を選びます。

適度な運動:

熱中症リスクの高い昼間の激しい運動は避け、涼しい時間帯に軽い運動を行いましょう。ウォーキングや水泳など、体を冷やしながら行える運動が適しています。

十分な休息:

暑い日は疲労が蓄積しやすいため、十分な睡眠を確保し、適度な休憩を取ることが大切です。 適切な服装: 通気性の良い服装や涼しい素材を選び、帽子やサングラス、日焼け止めを使用して紫外線から身を守ります。また、熱中症のリスクがある場合はマスクの使用に注意します。 室内の涼しい環境: 室内ではエアコンや扇風機を利用して涼しい環境を保つことが重要です。特に高齢者や体調の優れない人は冷房を十分に利用するようにします。

【まとめ】

熱中症は深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため、対策を怠らずに取り組みましょう。また、無理な運動を避けつつも、適度な身体活動を心がけることも大切です。暑い季節でも健康的な生活を送るために、上記のポイントを意識して行動しましょう。
ご覧いただきありがとうございます。 健康管理教室 "Walk On" 健康運動指導士 平野太一 "Walk On"コラム第10弾では、『頭痛の原因と運動でできる対処法』 というテーマでお伝えします。 頭痛に悩む方は多く、特に梅雨の季節は頭痛が起こりやすいですね。私自身も時折頭痛に悩まされます。頭痛に対する対処法があれば心強いですよね。 私は医師ではありませんので、専門的なアドバイスをすることはできません。 頭痛は神経系や脳に関連する非常に複雑な問題であり、さまざまなタイプがあります。そのため、今回紹介する運動が全ての頭痛に効果があるわけではありません。万一の際は医師に相談してください。

【頭痛とは】

頭痛は、頭部や首の筋肉、血管、神経などが原因で起こる痛みを指します。一般的な頭痛の原因としては、次の要因が関与しています。

筋肉緊張型頭痛

特徴・原因:長時間のストレスや姿勢の悪さにより、首や頭部の筋肉が緊張して痛みを引き起こします。 特にデスクワークが多い人によく見られます。 改善策:正しい姿勢を保つことが重要です。 また、首や肩の緊張をほぐすためにストレッチや呼吸法を行います。

片頭痛

特徴・原因:片頭部に強い脈動性の痛みが現れるタイプで、神経の過敏性や血管の拡張が原因とされます。 光や音に敏感になることがあります。 改善策:運動は血管の拡張を促すため、 片頭痛の場合は適度な運動を控える方が良いでしょう。 また、呼吸法を行って自律神経を整えることが有効です。

緊張型頭痛

特徴・原因:長時間のストレスや不良な姿勢によって頭部全体を圧迫するような鈍痛や締め付けられるような痛みが生じます。 改善策:正しい姿勢の維持とストレッチ、呼吸法を行うことで改善が見込まれます。

物質過敏性頭痛

特徴・原因:特定の食品や飲み物、化学物質に対して過敏な反応を示し、頭痛を引き起こします。 個々の体質やアレルギーに関連します。 改善策:特定の物質を摂取しないように注意することが必要です。

群発頭痛

特徴・原因:突然の激しい頭痛が短期間で繰り返し現れる特徴的な頭痛で、 片側の目や鼻の周囲にも痛みが生じることがあります。 改善策:個々の症状によって異なりますので、 医師と相談して適切な治療を受けることが重要です。

【まとめ】

頭痛の治療方法は、原因やタイプによって異なります。軽度の頭痛には、休息やストレス軽減、適切な姿勢の維持、適度な運動、十分な睡眠などが有効です。重度の頭痛や慢性的な痛みには、医師の診断と適切な治療が必要です。自分の症状に合った対処法を見つけるためにも、普段の生活や痛みのタイミングなどを振り返ってみてください。
 

健康管理教室 Walk On 健康運動指導士 平野太一

2023年4月16日(日)

日本医師会館にて開催された健康スポーツ医と運動指導者の多職種連携推進講演会 に参加させていただきました。 講義を受講し、健康スポーツ医と運動指導者が連携を図る重要性や 今後の施策について学びました。  

この経験を通じて、

運動指導者の社会的な役割がより明確になり、大変嬉しく思います。 健康運動指導士とは、生活習慣病の予防や健康水準の維持・向上を担う専門家です。 医師からの運動処方箋を理解し、医療・保健・栄養の各分野と連携しながら、 個々の心身状態に応じた運動プログラムの作成や指導を行います。 私はこれまで、フィットネスジムのトレーナーや 小規模な運動施設で指導を行ってきましたが、 医師からの運動処方箋を受け取った経験はありませんでした。 高血圧や糖尿病などの患者に対しても、 医師の指示に基づいて指導を行うことはありませんでした。 医師との連携を図ることで、医師の視点からのアプローチを理解し、 より安全で効果的な運動指導が可能になると感じています。   医師との連携を強化するために、健康スポーツ医学 実践ガイドが日本医師会から発行されました。 これにより、現場で必要な知識や情報を取得し、より良いサービスを提供できるよう努めています。 健康管理教室 walk onを設立したのは、宇都宮市の健康寿命延伸化を目指し、 より多くの人々が健康な生活を送れるようにするためです。医療機関との連携を強化することで、 多くの人々の健康寿命を延ばすことができると信じています。  

私自身も知識の向上と運動施設の成果を積み重ね、

より安心して医療機関と連携できるよう努めてまいります。

健康運動指導士 平野太一

ご覧いただきありがとうございます。 健康管理教室walk onの健康運動指導士、平野太一です。   walk onコラム第7弾「簡単な疲れの取り方」について記載します。   4月は新たな環境への移行や年度末の疲れが残る時期であり、心身ともに疲れやすい月です。 今年の3月や4月は気温や気圧の変化が大きかったため、体が疲れやすくなっていることでしょう。 疲労は徐々に蓄積していくものですので、4月末や5月には一気に疲労が出現することがあります。 ですから、今のうちに溜まっている疲れを取り除いて、ゴールデンウィークまでに体調を整えましょう!  

【疲労の考え方】

社団法人日本疲労学会は以下のように定義しています。 過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じる不快感と休養の願望を伴う身体活動能力の減退状態 疲労感は人それぞれ異なります。少しの活動でも疲れを感じる人もいれば、たくさん働いても疲れを感じない人もいます。 一般的に、「体力があるから疲れない」「気持ちが強いから疲れない」と考えられることがありますが、実際には疲労しにくい人は生活を工夫しています。 大谷翔平選手のように、厳しいスケジュールや外部からのプレッシャーにも関わらず、疲労を最小限に抑えるための努力をしています。  

【体調を整える三原則】

健康の三原則とも言われる以下の項目が、疲れを取るために重要です。 ①栄養:五大栄養素をバランスよく摂取することが重要です。 ポイントは、 ・腹7分目に抑えること ・悪い油を控えること ・食物繊維を摂取することです。 ②休養:睡眠時間を確保し、良質な睡眠を取ることが大切です。 何も考えずにリラックスする時間を作る。 生活リズムを整えることも重要です。 ③運動:適度な運動やストレッチを毎日行いましょう。運動の内容や強度は、自分に合った無理のない程度にしましょう。 これらの内容を取り入れることで、疲労しにくい身体を手に入れることができます。 自分にできそうなことから少しずつ取り組んでみてください。
ご覧いただきありがとうございます。 健康管理教室walk onの健康運動指導士、平野太一です。 walk onコラム第6弾では、「楽な運動方法」についてお話しします。 どうせなら"楽"に運動したいですよね。笑 できる限り楽な方法をご紹介しますが、運動を行わなければ効果はありませんので、期待しすぎないようにしてください。笑 お客様からは、"楽な運動はないですか?"や"どの運動をどのくらいやればいいですか?"という質問をよくいただきます。とても前向きで素晴らしい質問ですね。 運動の強度設定は非常に重要です。 熱心に運動しすぎて痛みが出てしまったり、負荷をかけすぎて続かなくなってしまったりすることがあります。 運動の負荷を正しく理解し、長期間続けられる程度で、そして"楽"な方法で行うことが大切です。 まずは、運動のメリットを理解してください。"なぜ運動をするのか"という根本的な理由を理解していないと、継続することは難しいでしょう。

【運動強度】

楽な運動の強度は、"楽"と感じる強度で十分です。 以上です。笑 ざっくりしていますが、これが重要です。 楽な運動強度とは、例えば『デパートで買い物がてら普段よりも多く歩く』『ご家族や友人と話しながら散歩する』など、それぞれが"これなら楽にできる"と感じるレベルです。運動を運動と感じずに"ながら運動"を行うことも大丈夫です。それでも運動として十分な効果が期待できます。 走る必要も汗をかく必要もありません。 逆に、キツイと感じる運動強度の設定が良いという科学的な根拠はありません。 運動の内容は好きなものを選んでください。走るのが好きなら走り、好きな運動がないなら歩くことでも十分です。

【運動頻度】

運動頻度は多い方が良いです。強度は低くても構いません。 例えば、1週間で60分歩くなら、 1日10分を6日続けて1日休むよりも、1日30分を2日続けて1日休む方が身体への負担が少なくなります。 "ちょこちょこと毎日続ける"ことを意識しましょう。スケジュール的に難しい場合や性格上、一度にまとめて運動する方が合っている場合もあります。

【まとめ】

"楽"と感じる運動を楽しんで、走らなくても、汗をかかなくてもいい運動を頻繁に行ってみてください。そして、継続することが最も重要です!! 楽な運動でも、定期的に行うことで健康への効果は期待できます。

ご観覧ありがとうございます。 健康管理教室walk on 健康運動指導士 平野太一です。

walk onコラム第4弾は、慢性的な疲労からくる腰痛の改善方法についてです。

腰痛はとても辛いですよね。。 私も一度ぎっくり腰のような痛め方をして生活や仕事に支障が出ました。 腰は痛めてしまうと日常生活を過ごすのも辛くなります。痛めないようにケアや日常の姿勢を気を付けてみましょう。 また、痛めたことのない方もある日突然痛める可能性はあります。痛めていなくてもケアは定期的に行っていきましょう。

【腰痛は大きく分けて2種類】

あります。痛みのある方は、特徴をお伝えするのでご自身の痛みはどちらか確認してみてください。 ※医師の判断では無いので、断定はできません。判断基準として参考にしてみてください。

①筋肉の疲労、損傷(慢性的)

背骨から腰骨の方にまで、人間の背中の中心部あたりを縦に細長く走っている筋肉が硬くなっていて、押したり動かすと痛みが出る。

長時間座っていたり立っていたりすると徐々に疲れてきて筋肉が固まった感じで痛い。 イメージとして分かりやすいのが、腰をポンポン叩きたくなるような疲労を感じるのは筋肉の疲労です。

基本的には肩こりと同じ原理です。コラム3の肩こりの要因に記載しているように、

  • 力が入り過ぎている

  • 筋肉の血流が悪い

  • 痛みを引き起こす姿勢になっている

が原因の可能性が高いです。

②神経系の損傷(椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など)

身体を動かすと背骨あたりにピリッ、ビキッとした痛みを感じたり、お尻や腿の後ろあたりが痺れたり、動かしにくかったりする。 長時間座っているとズキズキという痛みを感じる。 急に動くと電気の走る痛みがある。

神経系の損傷は最悪の場合、手術が必要になります。 そうなる前に改善しておきましょう。ちなみに手術をしても再発をする確率は高いです。それは根本を改善できていないケースが多いからです。 なぜ痛めてしまったのか。を理解しましょう。 椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は簡単に言うと骨の位置が悪くなってしまって神経に当たってしまって痛みが誘発されます。骨の位置が悪くなる要因は姿勢の崩れと骨を安定させる筋力不足などが代表的です。

ご自身の痛みはどちらに当てはまりそうですか?

ここから痛みの要因や改善方法などを分けて記載します。是非、参考にしてみてください。

【筋肉の疲労、損傷】

・痛みの要因

①崩れた姿勢で長時間座ったり立ったりしている。 ご自身で確かめてみると分かると思いますが立った時や座った時に背中を丸めてみるとちょうど腰が一番丸まります。となると腰に一番ストレスがかかります。なので腰の筋肉が張り痛みが出ます。 ちなみに反り腰でも同じことが言えます。

②腰の力に頼り過ぎている 荷物を運ぶ時など腰に力が入り過ぎて、腰が支点になってしまって動き出してしまっています。そうなると腰に過度なストレスを感じ、痛みが出ます。 ③腰の筋肉が固まっている ①と②が主な原因ですが、腰が常に緊張してしまい、腰を固めながら生活をしているため腰の筋肉が張ってしまい痛みを感じます。

・改善方法

①普段の姿勢を改善 肩こりの改善でも記載したので下記を参考にしてみてください。

“3.姿勢を見直す” ご家族やご友人に横向きで立った姿勢を撮ってもらってみてください。 先ほどの肩こりを引きやすい姿勢になっていませんか? ご自身では真っ直ぐかもしれませんが、意外と写真などでご自身の姿勢を見ると頭が前に出ていたり、背中が丸まっていたりします。

まずはご自身の姿勢を見直してみましょう。 良い姿勢はくるぶし、膝、大転子(骨盤あたり)、肩峰(肩の出っ張ったところ)、耳が一直線になっていることです。 https://note.com/embed/notes/n01f7ff19735c
https://note.com/embed/notes/n01f7ff19735c

②腰の力を抜く練習

1.リラックスをして力みを無くす 日常生活でもリラックスをするというのが身体にとても大切です。 意識的にリラックスの時間を取れていない人が大半です。

リラックスの仕方は仰向けで寝て全身の力を抜き、胸を広げながらゆっくり呼吸をするだけです。 鼻から7秒程度かけてゆっくり息を吸い、7秒程度かけて口からゆっくり息を吐きます。 ゆっくり呼吸をするとリラックスするホルモンが出てきます。 そうすると筋肉の張りも少し抜けて肩こりが楽になります。 https://note.com/embed/notes/n01f7ff19735c
https://note.com/walkonclass/n/n01f7ff19735c

③股関節周りを動かして腰の筋肉を緩める 股関節は腰と近所の関節なので股関節の動きを良くしてあげると腰回りの筋肉を緩めてあげたり、負担を減らすことができます。 まずは無理ない程度で股関節を回してみましょう。最初は寝ながら行い、動かすことに慣れたら立ちながら大きく回してみましょう。

【神経系の損傷】

・痛みの要因

①姿勢が崩れて背骨の位置が悪い 先ほどにもお伝えしたように神経系の痛みは骨の位置の歪みが原因で神経を圧迫してしまい痛みや痺れが出ます。姿勢が崩れると当然骨の位置に歪みが生じます。

②腹圧が入れられていない 腹圧は背骨の安定性を確保します。逆に言うと腹圧がないと背骨は安定せず反り腰になってしまったり、逆にお腹が出るように背中が丸まります。 そうすると背骨(腰を含む)にストレスがかかり痛みが出ます。 ③股関節が使えていない 痛みの要因でもお伝えしましたが腰の力に頼り過ぎていると記載しましたが、股関節がうまく使えないので腰を使うしか無くなっている可能性が高いです。 落ちている物を拾うときに腰が丸まって拾おうとすると腰にストレスがかかり痛みが出ますが、股関節から折って腰を丸め過ぎないようにすると痛みは出にくくなります。

・改善方法

①普段の姿勢改善 筋肉の疲労、損傷の改善方法でも記載した通りです。 それに加えて、反り腰になっていないかも確かめてみましょう。 壁に後頭部と肩甲骨、お尻、踵をつけて立ってみましょう。その姿勢で壁と腰のスペースはどのくらい空いていますか? ご自身の手が手首まで入るようであれば反り腰の可能性が高いです。軽く指が入るくらいなるようにお腹を壁側に引っ込めましょう。

②腹圧を高めるトレーニング 腹筋のトレーニングを行うのが理想的ですが、慣れていないと逆に腰を痛めてしまうケースが多いです。まずは仰向けで寝て、お腹に力を入れる練習をしてみましょう。手で触ってみてお腹が硬くなっているか確かめながら行ってください。 お腹が固められるようになったら、立ちながら同様に行っていきましょう。 ③股関節周りのトレーニング お相撲さんの股割りのようなスクワットを行ってみましょう。難しければ座りながら同じ姿勢を取るだけでも股関節の動きが出てきます。このときに背中が丸まらないようにしましょう。 回数は10回から15回で、ポイントは内腿(股関節)の伸びをしっかり感じることです。無理はしないようにしてください。

【まとめ】

肩こりも同様ですが、腰痛も大半の要因が日々の姿勢です。姿勢が崩れるということは当然骨や筋肉も崩れて、神経などにストレスを与えてしまい痛みとなって現れます。

ご自身の身体を大切にしてあげてください!!

ご観覧ありがとうございます。 健康管理教室walk on 健康運動指導士 平野太一です。

walk onコラム第3弾は、慢性的な疲労からくる肩こりの改善方法についてです。 肩こりは辛いですよね。。私も指導していて一番多い悩みが『肩こり』です。デスクワークの方は男女問わず肩こりがあり、近年では小学生でも肩こりがあって整体やマッサージに通っているようです。かわいそうです。。

肩こりも早めに改善しないと頭痛が出てきたり、手先が痺れたり、力が入りにくかったりします。また、首のヘルニアになるケースもあります。まずはなぜ肩こりになっているのか理解して、改善ポイントを意識して生活をしてみてください。

まず、肩こりはなぜ起こるのでしょうか。

【肩こりの要因】

・力が入り過ぎている

首回りの筋肉と脳はリンクしているとよく言われています。 過度な緊張やストレスを感じると首、肩に力が入って首がすくみます。 よく、スポーツや試験などでも『肩の力を抜いて』と言いますよね。あれは緊張をほぐしてリラックスをするためです。 力が入り過ぎていると筋肉が張り、限界を迎え痛みが出てきます。

・首、肩回りの筋肉の血流が悪い

デスクワークなどでずっと同じ姿勢が続くと僧帽筋と呼ばれる首、肩の筋肉が動かないので血流が悪くなってしまいます。筋肉に血流がいかなくなると固くなっていき柔軟性がなくなり痛みが出ます。 よく運動やストレッチをしましょう!と言われるのも血流を良くさせるのが狙いです。ちなみにマッサージも滞った筋肉を指圧して血流を良くさせるので身体が軽くなる感じがします。

・肩こりを引き起こす姿勢

  1. 頭が前に出ている

  2. 巻き肩

  3. 背中が丸まっている(猫背)

頭の重さはおおよそ体重の10分の1と言われています。60キロの方は約6キロになります。 6キロというと、ボーリングの球と同じくらいになります。 では、首の気持ちになってみてください。 頭が前に出ているということは、首はボーリングの球をキツいポジションで支えていることになります。 手でボーリングの球を同じポジションで持ち続けられないですよね。 でも首は頑張って持ち続けてしまっているのです。

それは首や首を支えている肩周りは張ってしまいますよね。。 巻き型や背中が丸まっているというのは首を前に出しやすい姿勢です。 なので上記のような姿勢だと肩こりになりやすい姿勢なのです。

【改善するポイント】

は3点。このほかにもいろいろありますが、簡単な内容はこちらです。

  1. リラックスをして力みを無くす

  2. 肩甲骨をよく動かす

  3. 姿勢を見直す

1.リラックスをして力みを無くす

日常生活でもリラックスをするというのが身体にとても大切です。 意識的にリラックスの時間を取れていない人が大半です。 リラックスの仕方は仰向けで寝て全身の力を抜き、胸を広げながらゆっくり呼吸をするだけです。 鼻から7秒程度かけてゆっくり息を吸い、7秒程度かけて口からゆっくり息を吐きます。 ゆっくり呼吸をするとリラックスするホルモンが出てきます。 そうすると筋肉の張りも少し抜けて肩こりが楽になります。

2.肩甲骨をよく動かす

肩甲骨は背中についている羽根のような骨のことです。肩を回すと動くので確かめてみてください。 肩甲骨はパソコンや座っての作業が多い方は動かす機会が少ないので硬くなりやすいです。 肩甲骨の動きが硬いと首周りの血流が滞ってしまい、筋肉が固まります。コリを無くすには血流を良くさせることが大切です。 肩甲骨の動かし方は胸をある程度張りながら手を肩に当ててグルグル回すだけで大丈夫です。 その動きが負担が少なくやりやすいです。無理はしない程度に動かしましょう。

3.姿勢を見直す

ご家族やご友人に横向きで立った姿勢を撮ってもらってみてください。 先ほどの肩こりを引きやすい姿勢になっていませんか? ご自身では真っ直ぐかもしれませんが、意外と写真などでご自身の姿勢を見ると頭が前に出ていたり、背中が丸まっていたりします。 まずはご自身の姿勢を見直してみましょう。 良い姿勢はくるぶし、膝、大転子(骨盤あたり)、肩峰(肩の出っ張ったところ)、耳が一直線になっていることです。 この姿勢になっていれば首の負担は軽減します。そうして痛みは無くなっていくでしょう。

【まとめ】

肩こりの要因や改善ポイントを理解して日常生活に取り入れていただければ痛みは軽減していくはずです。そうするとお仕事のパフォーマンスがアップし、日常生活も楽になっていくことでしょう。 あとは1日だけ意識や改善をしてもすぐには治りません。ダイエットと同じでコツコツ毎日積み重ねていくことが大切です

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