ご覧いただきありがとうございます。 健康管理教室walk onの健康運動指導士、平野太一です。 walk onコラム第6弾では、「楽な運動方法」についてお話しします。 どうせなら"楽"に運動したいですよね。笑 できる限り楽な方法をご紹介しますが、運動を行わなければ効果はありませんので、期待しすぎないようにしてください。笑 お客様からは、"楽な運動はないですか?"や"どの運動をどのくらいやればいいですか?"という質問をよくいただきます。とても前向きで素晴らしい質問ですね。 運動の強度設定は非常に重要です。 熱心に運動しすぎて痛みが出てしまったり、負荷をかけすぎて続かなくなってしまったりすることがあります。 運動の負荷を正しく理解し、長期間続けられる程度で、そして"楽"な方法で行うことが大切です。 まずは、運動のメリットを理解してください。"なぜ運動をするのか"という根本的な理由を理解していないと、継続することは難しいでしょう。

【運動強度】

楽な運動の強度は、"楽"と感じる強度で十分です。 以上です。笑 ざっくりしていますが、これが重要です。 楽な運動強度とは、例えば『デパートで買い物がてら普段よりも多く歩く』『ご家族や友人と話しながら散歩する』など、それぞれが"これなら楽にできる"と感じるレベルです。運動を運動と感じずに"ながら運動"を行うことも大丈夫です。それでも運動として十分な効果が期待できます。 走る必要も汗をかく必要もありません。 逆に、キツイと感じる運動強度の設定が良いという科学的な根拠はありません。 運動の内容は好きなものを選んでください。走るのが好きなら走り、好きな運動がないなら歩くことでも十分です。

【運動頻度】

運動頻度は多い方が良いです。強度は低くても構いません。 例えば、1週間で60分歩くなら、 1日10分を6日続けて1日休むよりも、1日30分を2日続けて1日休む方が身体への負担が少なくなります。 "ちょこちょこと毎日続ける"ことを意識しましょう。スケジュール的に難しい場合や性格上、一度にまとめて運動する方が合っている場合もあります。

【まとめ】

"楽"と感じる運動を楽しんで、走らなくても、汗をかかなくてもいい運動を頻繁に行ってみてください。そして、継続することが最も重要です!! 楽な運動でも、定期的に行うことで健康への効果は期待できます。

【運動に対するイメージ】

『運動』と聞くと多くの方が「疲れる、キツイ」といったマイナスなイメージを持たれています。そう考える方は、運動に対するハードルを勝手に上げてしまっているかもしれません。 何キロも走ったり、重いものを持ち上げたり、、、そういったイメージを抱いていませんか? しかし、そこまで過激な運動をする必要はありません。 ハードルを飛び越える必要はなく、ヤクルトを飲むくらいの気軽な運動でも十分です。笑 疲れるまで運動をする必要はなく、自分のペースで運動すれば良いだけです。 極端に言えば、家でリラックスしながら軽くストレッチするだけでも運動になります。 その程度の運動でも十分です。気軽に取り組めるでしょう。

【なぜ運動をした方が良いのか】

人間は動物です。動物は動く生物と定義され、動くための機能を備えています。 したがって、動かなければならないのです。簡単ですね!笑 車の例えをすると、しばらくエンジンをかけないとバッテリーが上がるなどの不具合が起こりますよね。 人間も同様に、動く機能を使用しないと身体にエラーが生じ、痛みが発生したり、余分な脂肪がついたり、生活習慣病になってしまいます。 また、運動をすると身体に良いことばかりです。 私は運動マニアなので、 運動をすると人生のほとんどの問題は解決 できます。笑 それは医科学的にも立証されているので、テキトーなことを言っているわけではありません。

【運動のメリット①】

運動をすると幸福感が得られる 運動をすると幸福感を感じることができます。 安心してください。この先の文章で、何か売りつけようとしているわけではありません。笑 適度な運動をするとセロトニンという気分を安定させるホルモンが分泌されると言われています。 運動が終わった後、「あぁ〜スッキリしたな〜」と感じることがありますよね。 なんとなく気分が良くなるのは、そういったホルモンなどが分泌されるからと言われています。 気分的に落ち込んでいる場合は、適度な運動がおすすめです。 身体を動かすことが面倒くさいと思うかもしれませんが、気が向いたら簡単な運動から始めてみてください。

【運動のメリット②】

運動をすると疲れが取れやすい 運動をすると疲れるというイメージがありますよね。 もちろん、激しい運動をすると疲れますが、適度な運動なら疲労回復しやすくなります。 自律神経には交感神経(興奮させる機能)と副交感神経(リラックスする機能)があります。 運動後は副交感神経が優位に働きます。 副交感神経が優位に働くことで、睡眠の質が向上したり、日常生活で心身共にリラックスできるようになります。 体育の後の授業で眠くなるのは、リラックスできている証拠ですね。私は朝から部活をしていたので、授業中はいつもリラックスしていました。笑 また、運動をすると筋肉が動くため血流が良くなります。 その効果を利用して、アスリートも最近ではアクティブレストと呼ばれ、試合の翌日でも軽い運動をして血流を促進し、疲労回復を促すことが一般的になっています。 疲れた時はゴロゴロしてゆっくり過ごしたいと思うかもしれませんが、軽い運動をすることで身体は楽になります。 お仕事などで疲れた時こそ、軽く身体を動かしてみましょう。

【運動のメリット③】

運動をすると疾病予防や痛みの予防・改善になります。 前述しましたが、私たちは本来、動く生物です。したがって、運動をしないと筋肉や関節、神経に支障が生じます。 本来動かすべき筋肉や関節が動かなくなったり、神経伝達が悪くなり、身体のコントロールが難しくなります。 身体を維持するためには「食べて→動いて→休む→食べる」というサイクルが必要です。 しかし、この中で「動かす」ことが欠けてしまったら、食べて→休むの繰り返しになります。 これにより、余分な脂肪がついたり、血糖値や血圧に問題が生じたりし、生活習慣病のリスクが高まります。 この「食べて→動いて→休む→食べる」のサイクルを維持することは健康を維持する上で非常に重要です。食べ過ぎや休み過ぎには注意しましょう。

【まとめ】

運動には多くのメリットがあります。 他にもたくさんのメリットがありますが、今回はこれだけに留めさせていただきます。 運動に興味を持っていただけると嬉しいです。 前述した通り、運動の強度は自分で調整できます。テレビを見ながらでも、寝ながらでも、身体を動かしてみてください。 慣れてきたら徐々に強度を上げていきましょう。それが健康レベルを向上させる秘訣です。 最後に、運動をすることで得られるメリットを実際に感じてみてください。運動した感想を教えていただけると嬉しいです。笑 運動の強度や方法については、次回の記事で詳しくご紹介します。
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